障がい福祉サービスのご案内

当施設では医療型短期入所サービス(レスパイト)を開設しています

医療型短期入所サービス(レスパイト)とは
高度な医療的ケアを必要とされる障がい者の方を在宅で介護されているご家族が、冠婚葬祭・旅行・休養・病気などの理由で一時的に介護が出来なくなった場合、ご本人に数日間宿泊していただくサービスです(日帰りも可)。当施設は介護保険法による介護老人保険施設ですが、障害福祉サービスである医療型短期入所(レスパイト)の指定も受けており、障がい者の方も安心してご利用が可能です。ご本人・ご家族の様々なニーズに対して、安心・安全にご利用いただけるようサービスの向上、充実に努めています。

利用対象者について
重症心身障がい者(18歳以上で重度の肢体不自由と重度の知的障害を有している方)で、障がい福祉サービス受給者証の記載内容のうち、医療型短期入所の支給決定をされている方

利用日数について
日帰り及び通常7日以内の連続した宿泊(詳しくは各自の障がい福祉サービス受給者証に記載されていますのでご確認ください)

当施設の特徴

【口腔ケア】
歯科医師・歯科衛生士の指導の下、ケアワーカー(介護士)が口腔ケアを実施し、お口の健康維持に努めます。

【リハビリテーション】
日中活動のひとつとして療法士によるリハビリテーションを実施します。個々に合わせたリハビリを提供し、レスパイト中でも日常生活動作が低下しないよう支援していきます。

【入  浴】
ご本人の身体状態に合わせて、一般浴・介助浴・機械浴の中から最適なかたちにて入浴していただきます。

【見守りシステム】
当施設ではICTによる「見守りシステム」を使用し、プライバシーに十分配慮の上リアルタイムでモニタリングを行っています。入床中の心拍数や呼吸数、体動の変化をセンサーでキャッチし、効果的に見守りに使用しています。

【送  迎】
通常の送迎範囲内の方であれば、施設送迎車にて利用開始時のお迎えや利用終了時のお送りをご利用できます。
※送迎人数や車椅子の台数等により、送迎範囲内であってもご利用ができない場合があります。

サービスご利用までの流れ

※これは流れの一例です。各利用希望者によって手続きの方法や順番が異なる場合があります。

1 既に障がい福祉サービスを利用されている方は担当の相談支援専門員や相談支援事業所、障がい福祉サービスを利用されていない方は市町村の障がい福祉課等担当部署へ、「医療型短期入所」の利用についてご相談ください。
2 市町村へ医療型短期入所の支給決定の相談をして下さい。 ※支給決定を受けていない方のみ
3 相談支援専門員やご家族より当施設「介護連携室」へ利用の問い合わせをして下さい。
お問い合わせ電話番号:0554-63-5800
4 当施設へ必要書類の提出をしてください。また、ご本人・ご家族と面談を行ない、精神的・身体的状況を聞き取らせていただきます。
5 当施設にて医師・スタッフによる判定会を実施し、利用について受け入れ可能か判断をさせていただきます。
6 受け入れ可能の場合、利用契約の締結を行ないます。
7 利用日の予約をして下さい。
8 利用日より短期入所の開始となります。

ご利用にあたって

新規利用の方はご本人様の状態をしっかりと確認させていただくために、ご相談いただいてから利用までお時間が掛かる場合がございます。余裕をもってご相談ください。
初回利用から宿泊すること対して不安がある方につきましては、日中のみの日帰り利用も可能です。お気軽にご相談ください。

その時のベッドの空き状況や感染症の流行等によりご利用になれない場合があります。予めご了承ください。

流行中の感染症に対して、ご利用開始時に検査をさせていただきます。万が一、陽性の結果が出てしまった場合、ご利用をお断りせざるを得ないことがあります。
環境の変化でご本人様が不穏になってしまった等で、ご本人様及び他利用者様の安全・安静を保つことが困難と判断した場合、早期退所をお願いさせていただくことがあります。